ここ数年、夏になると45Rのシャツやバンツをまとめ買いしている。
このブランドのコットンとリネンの着心地が猛暑続きの夏にも大変快適で気に入っているからだ。
昨年はデッキシューズ(トップサイダータイプ)まで購入。
バンダナのコットンも肌に優しくて柔らかい。
何よりUSEDな染め具合が良い。
ざっくりしたソックスの編み具合も滑りが無く汗を吸収しやすく快適である。
シャツはコットンのオックスフォードタイプ、そしてツイルやドビータイプ風のリネン。
ここのリネンは実にしっかりしているがサラッと羽織れる。
コットンものも同様である。
ライトコットンのチノや12オンス程度のジーンズチノなんかも軽快で履き心地が良く僕の夏のカジュアル定番になりつつある。
以前、西麻布に住んでいた頃から近所の南青山7丁目にあった和風戸建ての店舗BADOU-R にはよく通っていた。
それが45Rとの付き合いの始まりかも。
80年代から45Rの存在は知っていた。
当時は45rpmという表記だったかも。主流はチェック柄。
80年代を代表するバンド、チェッカーズがデビュー時に着用し45rpmは大ブレイクする。
それから何年か後、いつの頃からか忘れたが45rpmはガラリとそのスタイルを変える。
気がつけばいつの間にかアーシーな素材、デニム、藍染(インディゴ)を起用したどこか和風テイストなスタイルに変貌していた。
そこに様々なアレンジを施したウールや丹念になめしたレザー素材のアイテムも加わり独特のファッションスタイルが確立された。
一時はロンドン・メイフェアー地区にも旗艦店を持っていたはず。
ニューヨークやパリでも見かけたことがあった。
で、この夏ボーダーのトップスとトーン・オン・トーンのブラウンタータン柄のコットンショーツ、そして、夏のアウターを始めて購入。
それがこのオール・リネン・メイドのUMIジアムである。
スタジアム・ジャンパーを彷彿されるネーミングとデザインであるが実に軽い。
そしてリネン独特の涼しさがある。リブの部分もリネンである。ブルーの部分は藍染仕様。
UMIジアムと名付けられただけあって陽が落ちた海風の中、羽織るのには持って来いだ。
海に行くのが楽しみな夏であった。
ちなみにこのアウターは45Rの葉山店が限定でプロデュースしたアイテムだとか。
確か「葉山ブルー」というカテゴリーらしい。
とは言いつつ、この長く暑い夏、思いの外、細々と忙しく恒例の秋谷ビーチハウスパーティーや八ヶ岳の山荘に誘われるものの行けず仕舞い。
結局、UMIジアムの用途はエアコンが効きすぎる店での会食やライブイベント、そしてスタジオ等。
海に限って言えば先週末の横浜港で行われた野外イベントのみ、そのハマカゼの中で着用しただけ。
何だかただただ暑く長くどこか勿体なくも不甲斐ない夏だった。
ROCKER AND HOOKER http://www.rockerandhooker.com/
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